以前
「アルプスの少女ハイジとペーター」のお人形を作りました。
それがとても気に入って是非作って欲しいという人に、
クリスマスのプレゼントということで、「
ハイジとペーター・・その二」
を作ってみました。
ハイジの、チロル風の洋服は、前と似た感じですが、
着替えのワンピースは、ピンクと薔薇模様で、ちょっとお洒落です。
ペーターには、冬向きに毛糸の帽子を用意しました。
着替えも出来るように、胸当て付きのズボンも作りました。
アルプスの少女ハイジのお話は、
小さな子供と大人(老人といった方がいいでしょう)の心の交流が中心です。
ハイジとおじいさん、ハイジとペーターのおばあさん、ハイジとクララの主治医のお医者さん。
もちろん、ハイジとペーター、ハイジとクララ、など
子供たちのかかわりもとても大事ですが。
今の日本の社会や家庭では失われつつある大切なものが、描かれているような気がしました。
そして、アルプスの自然の描写には、私の一目みたいという憧れの気持ちが
広がって広がって、空高く上ってアルプスにも届くかと思うほどです。
その一文を紹介します。(アルプスの夕焼けとは・・・)
「ペーター、ペーター!火事よ、火事よ!
山がみんな火事よ、あっちの雪も、空も。・・・
岩のお山さんがあんなにぎらぎらして!
あの雪、きれいにまっかになって!・・・
あの火、鷹のおうちもよ。
ほら、岩も、もみの木も!
みんな、みんなもえてる!」
火事と見間違えるほどの夕焼けって、どんなでしょうね?
スイスに行った事のない私です。
しかたがないので、身近なアルプスで何とか我慢をしています。
松本に帰った時、アルプス公園を訪れてみました。(先月11月・・晩秋)
松本は、岳都を目指し、現在市内の小高い丘にある「アルプス公園」に
北アルプスを望める展望台を建築中でした。
紅葉は少なくなっていましたが、黄葉がみごとでした。
高い木の梢に・・・こんなものが?
ヤドリギの大きなボールがありました。
そして、北アルプスの山並みが、かすかに見えました。
もう冬なのに、秋の写真で失礼しました。
今は、すっかり冬になっていると思います。
それではまた、さようなら。