東京に来て、4月ごろから、道端や空き地で頻繁に見かけるようになった花があります。
信州では、今のところこれほどまでには見かけないのですが。
ポピーのようだが、雑草の様でもある。つまり、「雑草ポピー」。
そんな失礼な名前はないはずと調べてみました。
ケシの仲間で、
「ナガミヒナゲシ」というらしい。
花後の実が、長いからだそうです。
ヨーロッパからの帰化植物で、この数年でかなり勢いよく広がっているのだそうです。
帰化植物でよく知られている、「セイタカアワダチソウ」や「オオキンケイギク」の
様に、日本中いたるところで見られるようになるかもしれませんね。
花びらの色が控えめな薄橙色。一重で小さめな花。
コロンと丸いツボミ。くねくねして細い茎。
古い建物が取り壊されて出来た空き地が、お花畑に変身です。
(写真撮影は、4月26日)
花後にどっさりの実。・・・これだけ実が出来たら増えるはずですね。
タネはものすごくたくさん。よく小さな物のたとえに、芥子粒ほどの・・・と
言いますが、まさにその通り。
けしの実1本から採れた種。
けしの実6本だと・・・。
(写真撮影は、5月27日)
ポピーは、雰囲気のある花で、好きな花でした。
お友達から、
コイン入れが欲しいといわれていたので、
ナガミヒナゲシも覚えたところで、ポピーを図案に取り入れて
作ってみることにしました。
丈夫で、使用頻度に耐えるように、キルトで作りました。
① まずは四角い形。(小さいので、角の処理が大変でした)
② 角を取って丸い形。(思ったより大きくなってしまいました)
③ よく見かける、ポーチ型。(コインの出し入れには、一番使いやすいかな?)
ポピーの雰囲気をよく出すのには、やはりくねくねした茎や、
フワフワした花びら、コロンとしたツボミなどを、アップリケや刺繍した方が
良かったかなと思いました。
今回のテーマでは、使いやすいコインいれの形が見つかったことで
収穫ありとしておきます。
(コインを一緒に撮影しました。コイン入れの大きさが分かりますか?)