今年
はねずみ年です・・・・。
ねずみの登場する昔話って、結構たくさんありますが、
皆さんはどんなお話をご存知ですか?
・おむすびころりん
・ねずみのよめいり
・ねずみのもちつき
・ねずみのすもう
・ねずみきょう
・山ねずみと里ねずみ
ネットでこんなことを調べていると・・・何やらパソコンの中から話し声が・・・。
「ねずみ年の今年、日の目を見なかったら、ぼく達、当分注目されないよね・・・。」
「そうだよね。また暗いこの中でじっと辛抱しているのかな・・。」
「それって、けっこうつらいよー・・・。」
なんて、ぼやいている声が聞こえてきました。
マイドキュメントを開けてみて、思い出しました。
「おむすびころりん」の
エプロンシアターを作って、写真にして取り込んだままでした。
ごめんごめん!!。ねずみさん達。
さっそく皆さんに、お披露目することにしました。
それでは、「おむすびころりん」お話にそって・・・
①
おじいさんが山へたきぎをとりに行ってお昼になりました。
おばあさんの作ってくれたおむすびを食べようとして、
うっかり落としてしまいました。
おむすびは、コロコロ転がって穴の中にすとんと落ちてしまいました。
すると、穴の中から
「おむすびころりんすっとんとん」と
可愛らしい歌声が聞こえます。
おじいさんはもっと聞きたくて残りも全部転がしてしまい、
最後に自分も転がり込んでしまいました。
そこは、ねずみさんの家でした。
ねずみさんたちは、お礼にお餅つきをしてくれました。
おじいさんが帰る時には、「お土産にどうぞ。」と
大小二つのつづらを持ってきました。
おじいさんは、「私は年寄りだから、小さいほうでいいよ。」と
小さいつづらを持って帰りました。
家に帰って、そのつづらを開けてみると、どっさりの小判が入っていました。
②
おとなりのよくばりじいさんが、その話を聞いて、小判がほしくなりました。
小さなおむすびをもって山へ出かけました。
よくばりじいさんは、そのおむすびを穴に落として、
すぐに自分も一緒に転がり込んでいきました。
ネズミたちが、お餅をついてご馳走をしてくれました。
おじいさんは、つづらが二つあるのを見つけると、
両方とも欲しくなって、なんと・・・猫の鳴きまねをしたのです。
「にゃあーお。にゃーお。」
③
あたりは真っ暗になってしまいました。
よくばりじいさんは、真っ暗い穴の中をアチコチ這いずり回って
やっと外に出る事ができました。服はボロボロ。顔や手足はどろだらけ。
つづらは一つも持ち出せませんでした。
・・あたりは真っ暗になって、欲張り爺さんは穴の出口が
分からなくなってしまいました。今でも、モグラのように土の中を出口を探して這いずり回っているんだって・・・・
という終わり方もありますよ。
欲張りは、ほどほどにということですね。
エプロンで演じるだけでなく、パネル風にして演じたいという
希望もあったので、パネルシアター風のものも同時に作ってみました。
子供の頃聞いた事のある昔話に触れて、
ちょっとひと休み、、気分転換になったでしょうか?
(中谷 真弓さんのエプロンシアターの本を参考にしました)