なでしこ
オリンピックで活躍した女子サッカーチームの名前が、
「なでしこジャパン」でしたね。
「大和なでしこ」という言葉があるように、「なでしこ」というとなんだかとても
日本的な美しさを感じますね。でも、カワラナデシコなどが、河原で強い日差しを浴びながらも可憐に咲いている姿を見ると美しさの中にも力強さを感じます。
そんなわけで、最後の最後まで力を出し切って輝いていた、女子サッカーチームには、ぴったりの名前だったのでしょう。
我が家の庭で、細々とそれでも頑張って咲いているなでしこにご苦労様と声をかけてやりました。
力強いナデシコといえばムシトリナデシコ。
河原や草地に群生しています。
ムシトリナデシコの茎にはべたべたしたところがあってハエ捕り紙のようで、こんな名前がついたようです。梓川の河原には、ピンク色の大きな帯にも見える、ムシトリナデシコの大群落が見えるそうです。私は、一面の〇〇というのが大好きです。いつかこの大群落を見てみたいと思います。
暑い夏を迎え、ゆかたの季節になりました。
自分でゆかたを着るというわけではありませんがゆかたの柄を見るのは好きです。ゆかたの柄にには、このなでしこを描いたものがたくさんあります。
日本的なゆかたとナデシコの結びつきを感じます。
「和」を感じるバックには、ナデシコの刺繍がぴったりと思い、
まずはなでしこのスケッチをしてみました。花弁の感じ、がくのふくらみ、葉のつき方、ナデシコの雰囲気を出すポイントがわかりました。欲張って裏にも刺繍してしまいました。
しばらく休んでいましたが、またページの再開です。