春になるといっせいにいろんな花が咲き乱れます。
冬の間、店じまいしていた近くの花屋さんも店開きして、
綺麗な鉢花や花苗が所狭しと並んでいます。
一花 一輪が豪華で綺麗な花ももちろん好きですが、
この頃は、どういうわけか名もあまり知られていない野の花にも
心惹かれます。
幼い頃の思い出と重なるからでしょうか。
そんな、私の思い出に繋がる野の花を集めてみました。
スミレ
子供の頃、スミレはよく聞く名前ですぐに覚えた野の花でしたが、
タンポポのように、一面に咲き乱れている所を目にしたことは
ありませんでした。
・・・・・ 庭一面に、スミレの花が咲いていたらいいな ・・・・・・
そんなことを思ったものでした。
花を横から見ると大工道具の墨入れに似ていることから
この名前が付いたそうです。
種類はたくさんあるそうです。
これは、とても小さいスミレでした。
根も一緒にとってきて、ガラスの器に飾ってみました。
スケッチしたりして楽しんだ後は、また根を野に戻してやりました。
“やはり野に置け スミレ草”ですね。
これは、葉が丸くて、花の色も、菫色というよりは水色に近い色のスミレです。
近所のお稲荷さんの境内に、ひっそりと咲いていました。
同じようなスミレが馬事公苑の、遊歩道の脇にも咲いていました。
スケッチをもと基に刺繍を取り入れて作った
「野の花 エプロン」です。
スケッチをもとに刺繍することを考えました。
野の花ですから、ごく普通に使う物ということで、エプロンにどうでしょうか?
エプロンのポケットに刺繍を付けて
春を呼ぶ、野の花エプロンの出来上がりです。
「野の花エプロン・・・ すみれ」